みなさん、こんにちは。
 岡崎市民歴丸3年になったばかりのニムラです。
私事ではありますが、先日、結婚3年目を迎えました。
 結婚記念日は特別なお店に行くチャンス!とばかりに、以前から注目していたサント・ピリトさんにお邪魔してきました。
 晴れパンさんやむさしの森珈琲さんを取材する道中、電柱看板で見かけていたのです。
予約をする前に調べてみますと、岡崎唯一のトスカーナ料理店とのこと。そして、ミシュランガイド掲載店!!
最近、ミシュランが続いております。私のように、一店舗訪問すると、他のミシュランのお店に行きたくなる方は多いはず笑
結論から申しますと、間違いなく名店です。
 こういうお店と仲良くなって、趣味のいい大人になりたいなぁ、と思わせてくれました。
 詳しくは記事にまとめましたので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
この記事をざっくりまとめると

3つのポイント
① トスカーナ料理は普通のイタリアンとは違った!
② こなれた馴染み客になりたいお店
③ コース以外のディナーとランチについてお店の場所と駐車場
 冒頭で触れたように、サント・スピリトさんは晴れパンさんのご近所で、徒歩1分の距離。竜美丘会館通から一本南に入り、名鉄電車の線路手前にお店はあります。
冒頭で触れたように、サント・スピリトさんは晴れパンさんのご近所で、徒歩1分の距離。竜美丘会館通から一本南に入り、名鉄電車の線路手前にお店はあります。
 イノシシの看板が目印ですよ。
  駐車場を先にご案内します。
駐車場を先にご案内します。
  お店の前に駐車スペースが4台あります。第二駐車場に2台と第三駐車場に3台止められます。第二第三共に、お店から徒歩1分ほどです。
お店の前に駐車スペースが4台あります。第二駐車場に2台と第三駐車場に3台止められます。第二第三共に、お店から徒歩1分ほどです。
 陶器のネームプレートが、イタリアらしい雰囲気を醸し出していますね。
陶器のネームプレートが、イタリアらしい雰囲気を醸し出していますね。
 おや。ミシュラン掲載のステッカーがさりげなく貼ってありましたよ。
初めてのお店は緊張しますが、入ってみましょう!
トスカーナの空気を感じさせる店内
 サント・スピリトさんの座席配置が実に巧みでした。
サント・スピリトさんの座席配置が実に巧みでした。
 外観の雰囲気と地続きになるように、店内にもドーム状にくりぬかれた白壁があります。それがお店を半分に仕切っています。
 この壁のおかげで、開放感と個室のような遮蔽感が見事に両立していたのです。
  座席のタイプは、キッチン側に付けられたカウンター5席、白壁の手前に2人かけテーブルが2卓。壁を挟んだ向こう側に4人がけのテーブルが3卓あります。
座席のタイプは、キッチン側に付けられたカウンター5席、白壁の手前に2人かけテーブルが2卓。壁を挟んだ向こう側に4人がけのテーブルが3卓あります。
  壁にかかった絵付け皿や、窓際に飾られたワインラベルには、イノシシのモチーフが多数ありました。
壁にかかった絵付け皿や、窓際に飾られたワインラベルには、イノシシのモチーフが多数ありました。
 店主に聞けば、ご夫婦が修行時代に暮らしたトスカーナ州の名産が、イノシシだからだそうです。看板にもイノシシが使われていますし、トスカーナへの特別な思いが伝わってきました。
本日のコース内容(5000円税別)とドリンクメニュー
 今回は初来店なので、一番ベーシックなコースにしてみました。
今回は初来店なので、一番ベーシックなコースにしてみました。
 *前菜3種+パン+パスタ2種+メイン料理+ドルチェ(コーヒーor紅茶付き)
 *一人5000円税別 ※チャージ代として一人300円税別発生します。
上記の写真の通り、その他にもコースがあります。
 サント・スピリトさんがウリにしているのは、Tボーンステーキです。
 T型のヒレ肉を豪快に炭火で焼き、味付けはシンプルに塩コショウのみ。トスカーナ料理の代表ともいえる一品です。
電話予約した際に、コースを注文していたので、着席時にはドリンクメニューのみの提示でした。
  ワインリストは別冊になっています。
ワインリストは別冊になっています。
 夜のアラカルトメニューと一緒に、後ほどご紹介しますね。
 さあ、さっそく前菜一皿目が登場です!
前菜1皿目:スズキとハマチのカルパッチョ
 これがトスカーナ料理です!とまるで自己紹介をしてもらったようです。
これがトスカーナ料理です!とまるで自己紹介をしてもらったようです。
 素材を活かし、シンプルに味付けをするのがセオリーだそうです。塩とオリーブオイルだけでハマチを味わうのは初体験でした!
前菜2皿目:生ハムのカプレーゼ
 これまた、非常にシンプルで、イタリアンでよく見かけるお料理ですよね。
これまた、非常にシンプルで、イタリアンでよく見かけるお料理ですよね。
 ですが、食べたら衝撃。
 無名バンドかと思ってたら、覆面のレジェンドスターだった!くらいのサプライズ感がありました。
 生ハム、高糖度フレッシュトマト、ブーリア州名産のモッツアレラチーズ、どれも主役を張れます。
前菜3皿目:花ズッキーニのオーブン焼き 黒トリュフオプション
 この日、最も感動したメニューです!来店されるのでしたら、ぜひお勧めしたい!
この日、最も感動したメニューです!来店されるのでしたら、ぜひお勧めしたい!
写真では、花ズッキーニがパリパリチーズの下に隠れていますね。
 小さいカボチャのような花は弾力があり、切り分けると中からマッシュポテトのようなものが出てきます。
 ズッキーニの実とポルチーニ茸、リコッタチーズで作られた濃厚ホワイトソースでした。
 それを、薫り高い黒トリュフと共に頂いたのです。
 誰かー!白ワインをー!!と一人心の中で叫びました。
3皿目あたりから、お酒にあう味付けに変わり始めます。料理のギアが上がっていきますよ!
※黒トリュフオプションは、一人300円かかります。
パスタ1皿目:ホタルイカとエンドウのキタッラ からすみ添え
 聞きなれないキタッラとは、トスカーナ料理でよく使われる生パスタです。
聞きなれないキタッラとは、トスカーナ料理でよく使われる生パスタです。
 食べてみると、腰の強い混ぜ麺のような強い弾力がありました。
 春らしいホタルイカとエンドウの組み合わせです。
パスタ2皿目:イノシシ肉のラグーソースとさつまいものニョッキ
 出ました、トスカーナと言えばイノシシ肉!細かく刻まれているためクセは少なく、コクのあるミートソースに似ていました。さつま芋の甘さがホッとさせてくれます。
出ました、トスカーナと言えばイノシシ肉!細かく刻まれているためクセは少なく、コクのあるミートソースに似ていました。さつま芋の甘さがホッとさせてくれます。
メイン料理 あいち鴨のロースト 西洋菜の花添え
 鴨肉のイメージがひっくり返ったお肉です。固くてかみ切りにくいと思っていましたが、国産ブランドであるあいち鴨は、まるでローストビーフのようでした。
鴨肉のイメージがひっくり返ったお肉です。固くてかみ切りにくいと思っていましたが、国産ブランドであるあいち鴨は、まるでローストビーフのようでした。
 肉の旨味があるのに、脂っこくありません。お陰でメインディッシュの途中でも「お腹が苦しぃ」とはならず(笑)、気持ちよく食べきれたのです。
 
 