岡崎にゅーすについて

岡崎にゅーすは2017年に開設された地域メディアサイトです。岡崎市を中心とした地域情報の発信を行なっております。ご用のある方はお問い合わせからご連絡ください。

※サイト記事内の情報は記事執筆時点のものとなりますのでご注意ください。また、サイト内の画像の転載,加工掲載,コンテンツのパクリは禁止とさせて頂いております。

岡崎にゅーす 岡崎×グルメ イタリアン

岡崎のサント・スピリトで夜のコース料理!こなれた大人が通いそうなトスカーナ料理店!

みなさん、こんにちは。
岡崎市民歴丸3年になったばかりのニムラです。

私事ではありますが、先日、結婚3年目を迎えました。
結婚記念日は特別なお店に行くチャンス!とばかりに、以前から注目していたサント・ピリトさんにお邪魔してきました。
晴れパンさんやむさしの森珈琲さんを取材する道中、電柱看板で見かけていたのです。

予約をする前に調べてみますと、岡崎唯一のトスカーナ料理店とのこと。そして、ミシュランガイド掲載店!!

最近、ミシュランが続いております。私のように、一店舗訪問すると、他のミシュランのお店に行きたくなる方は多いはず笑

結論から申しますと、間違いなく名店です。
こういうお店と仲良くなって、趣味のいい大人になりたいなぁ、と思わせてくれました。

詳しくは記事にまとめましたので、ぜひ最後までご覧くださいませ。

この記事をざっくりまとめると

3つのポイント
① トスカーナ料理は普通のイタリアンとは違った!
② こなれた馴染み客になりたいお店
③ コース以外のディナーとランチについて

お店の場所と駐車場

冒頭で触れたように、サント・スピリトさんは晴れパンさんのご近所で、徒歩1分の距離。竜美丘会館通から一本南に入り、名鉄電車の線路手前にお店はあります。
イノシシの看板が目印ですよ。
駐車場を先にご案内します。
お店の前に駐車スペースが4台あります。第二駐車場に2台と第三駐車場に3台止められます。第二第三共に、お店から徒歩1分ほどです。

陶器のネームプレートが、イタリアらしい雰囲気を醸し出していますね。
おや。ミシュラン掲載のステッカーがさりげなく貼ってありましたよ。

初めてのお店は緊張しますが、入ってみましょう!

トスカーナの空気を感じさせる店内

サント・スピリトさんの座席配置が実に巧みでした。
外観の雰囲気と地続きになるように、店内にもドーム状にくりぬかれた白壁があります。それがお店を半分に仕切っています。
この壁のおかげで、開放感と個室のような遮蔽感が見事に両立していたのです。
座席のタイプは、キッチン側に付けられたカウンター5席、白壁の手前に2人かけテーブルが2卓。壁を挟んだ向こう側に4人がけのテーブルが3卓あります。
壁にかかった絵付け皿や、窓際に飾られたワインラベルには、イノシシのモチーフが多数ありました。
店主に聞けば、ご夫婦が修行時代に暮らしたトスカーナ州の名産が、イノシシだからだそうです。看板にもイノシシが使われていますし、トスカーナへの特別な思いが伝わってきました。

本日のコース内容(5000円税別)とドリンクメニュー

今回は初来店なので、一番ベーシックなコースにしてみました。
*前菜3種+パン+パスタ2種+メイン料理+ドルチェ(コーヒーor紅茶付き)
*一人5000円税別 ※チャージ代として一人300円税別発生します。

上記の写真の通り、その他にもコースがあります。
サント・スピリトさんがウリにしているのは、Tボーンステーキです。
T型のヒレ肉を豪快に炭火で焼き、味付けはシンプルに塩コショウのみ。トスカーナ料理の代表ともいえる一品です。

電話予約した際に、コースを注文していたので、着席時にはドリンクメニューのみの提示でした。
ワインリストは別冊になっています。
夜のアラカルトメニューと一緒に、後ほどご紹介しますね。
さあ、さっそく前菜一皿目が登場です!

前菜1皿目:スズキとハマチのカルパッチョ

これがトスカーナ料理です!とまるで自己紹介をしてもらったようです。
素材を活かし、シンプルに味付けをするのがセオリーだそうです。塩とオリーブオイルだけでハマチを味わうのは初体験でした!

前菜2皿目:生ハムのカプレーゼ

これまた、非常にシンプルで、イタリアンでよく見かけるお料理ですよね。
ですが、食べたら衝撃。
無名バンドかと思ってたら、覆面のレジェンドスターだった!くらいのサプライズ感がありました。
生ハム、高糖度フレッシュトマト、ブーリア州名産のモッツアレラチーズ、どれも主役を張れます。

前菜3皿目:花ズッキーニのオーブン焼き 黒トリュフオプション

この日、最も感動したメニューです!来店されるのでしたら、ぜひお勧めしたい!

写真では、花ズッキーニがパリパリチーズの下に隠れていますね。
小さいカボチャのような花は弾力があり、切り分けると中からマッシュポテトのようなものが出てきます。
ズッキーニの実とポルチーニ茸、リコッタチーズで作られた濃厚ホワイトソースでした。
それを、薫り高い黒トリュフと共に頂いたのです。
誰かー!白ワインをー!!と一人心の中で叫びました。

3皿目あたりから、お酒にあう味付けに変わり始めます。料理のギアが上がっていきますよ!

※黒トリュフオプションは、一人300円かかります。

パスタ1皿目:ホタルイカとエンドウのキタッラ からすみ添え

聞きなれないキタッラとは、トスカーナ料理でよく使われる生パスタです。
食べてみると、腰の強い混ぜ麺のような強い弾力がありました。
春らしいホタルイカとエンドウの組み合わせです。

パスタ2皿目:イノシシ肉のラグーソースとさつまいものニョッキ

出ました、トスカーナと言えばイノシシ肉!細かく刻まれているためクセは少なく、コクのあるミートソースに似ていました。さつま芋の甘さがホッとさせてくれます。

メイン料理 あいち鴨のロースト 西洋菜の花添え

鴨肉のイメージがひっくり返ったお肉です。固くてかみ切りにくいと思っていましたが、国産ブランドであるあいち鴨は、まるでローストビーフのようでした。
肉の旨味があるのに、脂っこくありません。お陰でメインディッシュの途中でも「お腹が苦しぃ」とはならず(笑)、気持ちよく食べきれたのです。

 

>>次のページへ!(ドルチェを実食!ランチについて)

次のページへ >