みなさん、こんにちは。
エビの背ワタを取るのは苦にならないのに、洗濯物は丁寧にたためないニムラです。
さて、今回はJR岡崎駅付近にあるイタリアン、「ダ・フィリオ」さんをレポートいたします。
ミシュランガイドに載るほどの名店です。
記念日に利用したり、ちょっと贅沢なランチを楽しむ方が多いそうです。
特別な時のお店選びには、どんなお店なのかより一層気になりませんか?
ぶっちゃけて言うと、お金をかけた分の満足度はえられるのか・・・。
そこが誰しも、知りたいところなのではないでしょうか。
今回は、3200円(税別)のランチを体験してきました。
結論から言いますと、めちゃくちゃ大満足です!!!!
その理由をお伝えします。
どうぞ、最後までご覧くださいませ。
ダ・フィリオってこんなお店
3つのポイント
・ミシュランプレートというカテゴリーで、ミシュランガイド東海版に掲載される。
・地元の食材を活かす料理を提供しており、2019年8月で17周年を迎えた。
・ランチ、ディナーともに予約で満席になりやすい。
要チェックです。
お店の雰囲気は?
大通りからこっそり隠れるように、お店は建っていました。
前庭のスペースも贅沢にゆったり取られています。
まるで、ヨーロッパ郊外にある古民家のようです。
玄関わきに小部屋があり、レジを通り過ぎて、数メートルの廊下を通ると大部屋です。
今回、私たちは大人3人とベビーカー1台だったので、小部屋を貸し切るようにセッティングしてくださいました。
メニューはどんな感じ?
さあ、ドキドキワクワクする瞬間、メニュー表です!
ランチは主にA(パスタ)とB(パスタ+肉or魚)の2種類のコースです。
前日までに予約しておけば、よりリッチなコースもできます。
今回は、せっかくだからミシュランに載った腕前を味わいたい!ということで、
メインディッシュがついたBコース3200円+税にしました。
食べきれるか心配だったので、パスタの量をたずねると、BコースはAコースより少し小ぶりサイズで、60~70gとのこと。
ギャルソン姿のスタッフさんが、的確に答えてくれたので、安心して注文することができました。
お店からのお願い事
メニュー表に、お願い事が3つ書かれていました。
お店からの3つのお願い事
・ コースはテーブルで統一すること。AとBの併用不可
・ クレジットカードはディナータイムのみ利用可能
・ Bコースはお時間がかかるとのこと
前菜
カラフル!7種類ものっています!
スタッフさんがサラサラ~と滑らかに、説明をしてくれました。
一つずつ味を変えてあるんですって!手が込んでますねぇ。
7種とも語りたいのですが、2つに厳選してお伝えします!
一つ目 生で食べられるカボチャ、コリンキーのパルメザンチーズあえ。
似たような名前のスナック菓子がありましたね(笑)
薄く薄くスライスされ、生のニンジンに近い食感でした。
珍しい野菜ってなかなか食べる機会がないので、特別なお店に来た甲斐がありました。
二つ目の豚がすごかった!!!
しっとり感が増した、ローストビーフみたいなんです。
生っぽいソフトさがありながら、火は通ってるので、不思議な食感でした。
自家製のパン
前菜と一緒に、シェフお手製のパンも提供されました。
庭のローズマリーを使用しています。
赤いかとズッキーニのオイルスパゲッティ
イカとズッキーニしか入ってないシンプルな印象が、食べると一転!
魚介のしっかりしたうま味に驚きました。
イカは簡単にかみ切れる柔らかさ!
ズッキーニはシャキシャキしていて、食感の違いが面白いです。
ナスとバジルのトマトソーススパゲッティ
もう一種類のトマトソースのパスタも、ちょっとお味見。
バジルは自家栽培のものです。
定番系の食べやすいパスタに、唐辛子がこっそり効かせて合って、アクセントになっていました。
渥美産 保美豚のディアボロ
ディアボロとは、鶏肉に胡椒や唐辛子を刷り込んで焼いたものを言います。
今日は、鶏ではなく、渥美産の「保美豚(ほうびとん)」です。
給仕をしてくれる時にスタッフさんが、この豚の価値を教えてくれました。
ご褒美が由来になっていること、華やかな甘さがあること、シェフが10年以上使っている信頼できる食材であること。
背景を聞くと、食べる前から盛り上がりますねえ!
お肉にマスタードが刷り込まれ、パン粉がふんわりとまぶされています。
とにかく、お肉が美味しい!!
脂がみずみずしいんです。小籠包を食べた時みたいに、じゅわわ~って出てきます。
この水菜のような葉っぱ。食べるとぴりっとしました。
脂が多い豚の間に食べると、口の中がさっぱりします。
シェフのお顔は見えませんが、随所に意図を感じますね。
魚料理はサワラでした。
こちらも味見をしました。
サワラがほろっと口の中で崩れました。
外はパリッとしてるのに、身はふんわりほろほろです。技術の高さを感じます。
どうやって焼いているのかしら・・・。
チョコレートムース
最後のデザートでも、驚かされました。
見た時には気づきませんでしたが、コーヒーのソースがかけてあったのです。
甘いチョコレートがコーヒーの苦味で、きゅっとまとまります。
デザートが提供されたのが、着席してから1時間半を経過したころでした。
お時間がかかる、と聞いていましたが、待たされた感じはありません。
手をかけた分だけ感動を生む
今回は、お値段に見合うだけの満足ができるかどうか、を焦点にしていました。
結果は、めちゃくちゃ大満足でした。
美味しいのはもちろん、どのお料理も「驚き・感動」があるんです。
きっとシェフが惜しまず手をかけているから、だと思いました。
満足してもらおう、喜んでもらおうという気持ちが伝わってきたのです。
さらに、給仕してくださる方の対応により、お料理が何倍にも美味しくなりました。
一緒に食事をした相手と、会話がはずみ、心も満たされるいい時間となりました。
季節をかえて、また違ったお料理を体験したいです。
駐車場と目印
お店の前に16台分あります。
迷う方も多いそうなので、電柱の看板を目印にしてください。
まとめ・概要
イタリア料理 ダ・フィリオ
住所
愛知県岡崎市上和田町字北屋敷46
電話
0564-54-3320
11:30~13:30(LO)
18:00~21:00(LO)
定休日
毎週月曜定休 第3火曜日
駐車場 16台
席数 テーブル24席
ランチタイムは全面禁煙
ディナータイムは分煙(喫煙席は小数席)