みなさん、こんにちは。
ラグビーロスしているニムラです。
さて、今回は、竜美ヶ丘にあるスペイン料理店、タンボラーダさんのご紹介です。
きっかけは、「ちょっと落ち込むことがあったから、美味しいご飯を食べて元気出したい。」という夫の一言。
最近の外食先は、「大人が行きたいお店」じゃなくて、「子供を気楽に連れていけるお店」ばかりでした。(外食すれば、どのお店でも楽しんではいますが)
大人が楽しいお店だと、子供が食べるものがない・・・ということで、解決策が離乳食の持ち込みです。
「離乳食の持ち込み」の検索したら、タンボラーダさんがヒットしたのです。
離乳食の持ち込みがきっかけになりましたが、子連れ関係なく、大人が楽しめるお店でしたよ!
おかげで夫は、すっかり元気になりました(笑)
久々のディナーレポ、どうぞ最後までお付き合いください。
タンボラーダさんってこんなお店
3つのポイント!
①2017年にオープンし、
今では予約必須の人気店
②地元の食材にこだわり、
仕入れによってメニューを変える
③口コミでは「岡崎で
このクオリティが食べられるなんて!」
など絶賛の声が多い
駐車場は共用で20台
お店は、イオン岡崎から東に1キロくらいのところにあります。
ろばた焼き屋さん・焼肉屋さんと軒を連ねており、駐車場は3軒共用で20台分。
17時に到着して、既に半分はうまっていました。
店内はこんな感じ
入口を開けて、ぱっと目に入ってきたのはキッチンと、テーブルの白いクロス。
スペイン=バル=居酒屋さんのイメージが強かったので、コース料理が出るようなテーブルセッティングがしてあるのは、ちょっと驚きでした。
客席は、カウンター席が6つと4人掛けのテーブルが3つあります。
写真が不自然なのは、コソコソ撮っていたから(笑)
店内は、席に座ったまま、厨房内の店員さんと会話ができる近さなのです。
シャッター音のカシャー!パシャ―!が響いておりました。
カウンターには、本日の食材たちがずらり。
オブジェのように馴染んでいる生ハム。
後から知りましたが、スペインでは、生ハムの生産が盛んな地域があるのだとか。
スペイン料理には欠かせない食材の一つのようです。
メニューはこんな感じ
食事は、単品で注文するか、コース料理になります。
赤丸がついているのが、オススメとのこと。
やっぱり定番のスペイン料理を食べたいので、
- タパス(おつまみ)の盛り合わせ
- 鱧(はも)とみょうがのアヒージョ
- 仙鳳趾(せんぽうし)カキ 焼き
- 海の幸のパエリア Sサイズ
を選びました。
気がつけば、ほとんど赤丸メニューでしたね。
※お通し代として一人500円かかります。
スペイン産のワインがずらり
サングリアやカバ(スパークリングワイン)等の定番ものが、最初のページに載っています。
選びやすくまとめてあって、助かりました!
次のページはボトルリスト。すべてスペイン産のワインです。
グラスで注文されたい方は、その次のページからどうぞ。
お恥ずかしいのですが、スペインはワインが一大産業であることを知りませんでした。
生産量が世界第三位で、ブドウ作付け面積は世界一なんだとか。
乾杯! ノンアルのサングリア(600円+税)&カバ(700円+税)
ノンアルのサングリアの見た目がめちゃくちゃオシャレでした!!
細かいピンクグレープフルーツの果肉が浮かんでいて、一瞬、桜の花びらかと。
楽しいディナータイムが始まるぞー、って盛り上げるドリンクにぴったりです。
お通し ガスパチョと生ハム(500円+税)
生ハムにピコスという、スティック状のクラッカーがのっていました。ピコスもスペイン由来のもの。
珍しい物がたくさんあって、面白いですねえ。
最初は聴き取れなくて「ティコス?」「フィコス?」と何度も聞き返してしまいました。
これ、先ほどカウンターにあった生ハムですね!
ガスパチョも生ハムもほんの少しの量なのに、丁寧に調理されているのが伝わってきます。夫との会話が弾むし、今書いているレポでも伝えたい部分が尽きません。
夫婦間で共通した感想は、
「500円払うからおかわりください」です。
タパス盛り合わせ2人分(1890円+税)
盛られていたタパス(おつまみ)は6種類。
提供してくださる時に、一つひとつ丁寧な説明がありました。
タパスを覗き込みながら、何を聞いても「へー!」「ははぁ!」「ほお!」の連続です。
これは絶対解説しなきゃ!と思ったのが、「マンチェゴチーズとメンブリージョ」
白い鰹節みたいに見えるのが、ヤギ乳で作ったマンチェゴチーズです。
パンの上に乗ったメンブリージョ(かりんのジャム)に、チーズを山盛りになるまですり下ろしてくれました。
チーズが口の中で溶けるんですよ!カプチーノの泡みたいに。
しゅっと消えるのは初めてで、わぁ、と驚いているうちにメンブリージョの甘みがこんにちは、するんです!
口の中も脳みそも、めちゃくちゃ翻弄されました。
どのタパスも、美味しいを超えてます。
食べた瞬間、「ぶふっ」って笑ってしまうくらい。(無作法でごめんなさい)
食べれば食べるほど、どんどん無言になり、気が付かないうちに姿勢を正しておりました。
仙鳳趾(せんぽうし)カキを焼きで 900円+税
焼いて収縮してもなお、一口では頬張れない立派な牡蠣。
夫しか食べてないので、感想を聞きますと、
「生牡蠣みたいにつるんとのど越しがよかった!値段だけのことはある!!」
だそうです。
帰り際に、今日のMVPは牡蠣だった、とも言っていました。
三河幡豆産の鱧とみょうがのアヒージョ 980円+税
アヒージョに鱧をいれるのが意外で、注文した一品。
なんでも、シェフは京都で修行をしていたので、京料理の影響を多少受けた、とのこと。
そう聞いたせいか、繊細な鱧の天ぷらを食べているようでした。
普段のアヒージョは、塩と油とニンニクが一杯でジャンキーな(そこがまた美味しい)印象を持っていました。
でも、このアヒージョは、塩もニンニクも全然きつくないんです。
スープのようにスプーンですくって飲めました。
その時に、肝の苦味がちらっとだけしました。
素材と油を煮るだけのシンプルな料理だからこそ、凝らしてある一工夫が憎いです!
海の幸のパエリアSサイズ 2000円+税
パエリアは作るのに、少し時間がかかります。注文してから1時間は経っていたでしょうか。
鍋の蓋をパカーンとあけてもらうと、エビの大きさにびっくり!
でも、このパエリアのすごさは、具材の豪華さじゃなかったんです。
米に浸みこんだ魚介エキスでした。
鍋のシメの雑炊のように、うま味が凝縮されてます!
帰りの道中、口の中にずっと余韻が残るほどのパンチ力です。
味の濃い炊き込みご飯を、はふはふいいながら食べる幸福感をご想像ください。
ちょっと値が張りますが、最後のシメには最適だと思います!
混雑状況
予約で満席の場合は、玄関に張り紙があります。
口コミを読んでみると、予約で満席なことがおおく、当日の飛び込みは難しいようです。
私たちは、2週間ほど前に予約の電話をしました。
この日は、17時に私たちともう一組。18時と18時半に一組ずつ来店されていました。
店主ともう一人の若いシェフの二人で営業してらっしゃるので、客数と来店時間をコントロールされているのかもしれません。
そのおかげで、店内が賑やかすぎることもなく、料理と会話を楽しめました。
離乳食の持ち込みについて
離乳食の持ち込みを店主に一言断ると、目じりをくしゃっとさせて、快諾してくれました。
結局、娘は自家製パンばかり食べて、離乳食はあまり活躍しませんでしたが。
薦めたい!連れていきたい!
タンボラーダさんのディナーはいかがでしたか?
あれこれ文章で説明するのが無粋に思うほど、美味しい料理たちでした。
連れていった人を喜ばせてくれるだろう、と私は確信が持てるので、
誰かを連れて行きたい!!!
でも、付き合ってくれる友達が岡崎にいなーい(笑)
そんな叫びをあげつつ、レポートを終わります。
現場からは以上です。
情報まとめ
スペイン料理店 タンボラーダ
住所:岡崎市竜美南4-8-10
電話:0564-71-5660
営業時間
17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
月曜日・第二日曜日
席数:18席
全席禁煙
駐車場:3軒共用で20台