岡崎にゅーすのNakaです。
今週の火曜に開催された新型コロナウイルスについての住民説明会に行って参りました。今回私が説明会に参加した理由は、岡崎市への患者受け入れ等に対して何も具体的な情報がなく、不安に思われている方がものすごく多いと感じたからです。
本来であれば、個人がこのような情報を発信するべきではないのかも知れません。しかし、急な開催ということもあり、内容が知りたくても中々行けなかった人も多かったと思います。
今回の説明会は2時間弱という長丁場でした。メモができていない部分もありますが、分かる範囲でひたすら書き留めたので、その内容について公表します。
私は専門家ではないので、ここに書いてあること以外のことは分かりません。しかし情報がない中、少しでも役に立つのではないかと考え、お伝えすることにしました。
かなり簡潔ですが、まとめてみましたので気になる方はぜひご覧下さい。
(内容が被っている部分もございますが、ご了承くださいませ。)
※前半部分は議事録の内容とほぼ同じですので、詳しく内容を知りたい方はこちらをご覧下さい。
どこが今回の決定を下したか?
厚生労働省の強い要請により、「愛知県」「岡崎市」「学校法人藤田学園」が受け入れを決定。
岡崎医療センターの受け入れ態勢について
藤田医科大学:守瀬
・岡崎医療センターは病院としてまだ開院していないので、診断、治療、医療、診療ができない。症状が発症した人を病院に送り届ける観察機関として使う。
・目の前に小学校があるので、交錯させないように夜のかなり遅い時間帯に陽性患者がバスで運ばれてくるようにする。
・患者は4,5,6階へ完全に封鎖する。勝手に外には出させない。
・2週間程度観察期間を設けて、ウイルス反応が消え、陰性になったら帰っていただく。検査は2度行い、科学的根拠、専門家の判断も参考に行う。
・調子が悪いことを察知するために医師、看護師を配置するが、4,5,6階に行ける職員は極力少なくし、アクセスを制限する。
・患者と接触する可能性がある職員は完全の防護策を取る。
岡崎医療センターでの感染防止策について
藤田医科大学:土井医師
藤田医科大学病院長:湯澤
・病院の下層階と上層階を完全に分離する。ゾーニングする。
・飛沫対策は医療用のマスク、フェイスシールドを使用する。
・上層階の患者と関わる職員は最低限の人数にする。
・完全の防護策を取るので、医療従事者が感染する確率は極めて低い。外気を通して別の建物にウイルスが移ることはありえない。部屋のウイルスも数時間で死滅する。
・感染についての情報が一番ホットに藤田に届くような連携する。
・施設内で預かった方のウイルスが消失するのを確認してから社会に返す。
岡崎市の態勢について
岡崎市保健所長:服部
・指定医療機関に相談外来を設けている。感染した場合は指定医療機関に連絡をして治療いただく。
・電話相談窓口を設けている。
・自己防衛を頂きつつ、保健所を利用して頂く。
電話などの詳細は下記リンクを参照ください。
新型コロナウイルスの感染対策について
東海北陸厚生局:金井局長
・空気の中に漂っているものである程度の濃度で吸い込むと感染の可能性がある。
・3M離れていれば大丈夫。混雑しているところはマスクをつける。背中に咳が当たっても大丈夫。
・咳をしている方はマスクの内側に注意。マスクはゴムを引っ張って落とす。外し方を誤るとウイルスに触れてしまう可能性がある。医療従事者は1人の患者を診て、危ないと思ったら捨てている。
・感染経路は、唾や飛沫を手で触ってしまい、「口から吸収してしまう。」「目に触れてしまう。」「鼻の粘膜に触れてしまう。」などがある。
・ウイルスはテーブルに落ちていたとしても数時間、長くても2、3日経てば死滅する。
・とにかくこまめな手洗いが大事。マスクがないからといって手で抑えて咳き込むなどは注意。脇で抑えるなどにする。
・正しいマスクの使い方でかなり防げる。
【質疑応答】なぜ岡崎か?他の選択肢はなかったか?
【質疑応答】なぜ先に説明会を開かなかったのか?
【質疑応答】イベントなどの中止費用の負担はどうするか?
【質疑応答】ウイルスの潜伏期間は?
【質疑応答】いつウイルスは収束するか?
【質疑応答】スタッフが近隣のものを使わないか?
【質疑応答】風評被害対策については?
以上です。
冒頭でも言いましたが、ここに書いてあること以外は分かりませんのでご質問等を頂いてもお答えすることができないです。お役に立てたか分かりませんが、少しでも不安が和らぐことを願います。
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