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岡崎にゅーす

岡崎飛行クラブ!矢作川で飛んでいるグライダーはこの団体だった!

2017年7月19日

どうも岡崎にゅーすのNaka(@oka_nyu)です。昨日はめちゃめちゃ暑かったですね。

もうトロけるようで、顔もだいぶ日焼けしてしまいました。

今日は岡崎の謎を一つ解決したのでみなさんにお伝えします!

矢作川周辺で飛行機がよく飛んでいるのを見かけたことはございませんか?

ボク子供の頃からずっとあれ気になってたんですよね。

ナカ
なんか飛んでる。ラジコン?それにしてはでかいしな。なんなんだろあれ。

 

その謎がなんと今日解決しました!

28年の時を経て。もう素晴らしかったですよ。

早速記事にてシェアします。

岡崎飛行クラブとはなんぞや?!

岡崎飛行クラブとは1970年に創設されたグライダー集団です。

年齢層は一番下の年齢で17歳、一番上の方はなんと70代にもなるそうです。

どの年齢層でも乗れるみたいですね。なお、一人で乗れるようになるには結構な訓練が必要みたいですよ。

やはり一人前になるのは並大抵なことではないですよね。そんなグライダー集団の岡崎飛行クラブさんが一番大事としていることがあるらしいです。それは

 

安全第一

 

もちろんですね。事故があったらシャレではすまないですから。みなさんとても温かい方ばかりで初心者の方でも安心して仲間に入れてくれる感じでしたね。

どんな飛行機を所有しているの?

飛行機(グライダー)は全部で5機所有。(1人乗りが3機、2人乗りが2機)。

グライダーはヨーロッパの方で盛んらしいです。なので機体はドイツ製やらチェコ製のものを使っているらしいです。

新品で買うとかなり高額みたいです。

岡崎飛行クラブさんでは年会費と搭乗費を積み立てて、共同購入したグライダーをクラブで所有しています。

少し機体をご紹介。

L-23 スーパーブラニク (JA2481/ブラニク)

生 産 国:チェコ
全   幅:16.20m
全   長:8.50m
重   量:310kg

こちらはチェコで生産された機体です。2人乗り用で重さが310kg。

意外と軽いんですね。車よりはるかに軽い。

翼のあたりとか手で動かせましたし。にしても格好いいっすね。

もう飛行機は男の夢ですよ。男の夢。

ASK23B (JA10AR/アルファロメオ)

生 産 国:ドイツ
全   幅:15.00m
全   長:7.05m
重   量:240kg

こちらは高性能なグライダー、JA10AR通称アルファロメオです。

これを乗りこなせると、へへっ!俺アルファロメオ乗ってんだぜーと言えます。

実際こちら乗ってた方がすごいんですけどね。笑

このJAというのはジャパンの略で10はなんだっけな。

ARはアルファロメオではなく、愛知練習機の意味らしいです。笑

今回案内してくれた方と今日の教官!

写真左が今回ご案内いただいた渡邊さん(岡崎出身)で右側が今日の教官の稼(かせぎ)さんです。

非常に丁寧に対応していただきましてありがとうございます。

ちなみに教官って何?と思われる方もいるでしょう。

教官とは、操縦教育資格をお持ちのパイロットの事で、操縦訓練をするために練習生と複座(二人乗り)のグライダーに搭乗して一緒にフライトして操縦の指導したり、飛ばないときも座学の講師をされているそうです。

操縦教育以外にも、グライダーが安全に運航できるように活動全体を見守り、判断をする、大事な役目をされています。

岡崎飛行クラブには現在3名の教官がいらっしゃるとのことです。

今回は教官3名中2名が参加していました。

いつ活動しているの?場所はどこ?

活動場所

岡崎滑空場(愛知県岡崎市八帖南町)

googlemapさんやっと出番ですよ。

実は岡崎に滑空場があったんです。皆さんご存知でしたか?ボクは知らなかった。

活動日時

毎週日曜8:00~日没(季節によって変わります。)
※土曜日・祝祭日にもフライトを行う事があります。
※年始・GW・お盆休みにもフライトをします。
※雨や強風でフライトが出来ない日にも、格納庫で整備作業や勉強会を行う事もあります。

 

とのことです。こちらをご参考に入会したい方は体験してみるといいです。

1回2500円で体験可能とのことです。(入会を前提とした体験でお願いします。)

1度だけ乗ってみたいからってのはあまり受け付けてないみたいで、入会したいことを前提にお願いしますとのことです。

 

>>>詳しくはこちらまで。

 

ってかそもそもなんでグライダーって飛ぶの?

そう!そうなんですよ。どういう原理で飛ぶのか。この飛行機にはもちろん

エンジンがございません。

な、何やって!!ってことで図解で説明します。

1.まずグライダーにワイヤーをつけます。

2.そのワイヤーを1kmぐらい地面に這わせておきます。

3.ウインチというワイヤーを巻く機械で、地面に這わせて置いたワイヤーを一気に巻き上げます。ウインチのパワーでグライダーを引っ張り、翼から発生する揚力で上昇して行きます。凧揚げの原理とほぼ一緒です。(グライダー=タコ、ウインチ=走る人)一定の高さまで上昇したら、ワイヤーを切り離して飛び始めます。

4.ワイヤーを切り離した後はグライダーが上昇気流で飛びます。グライダーはこの上に移動する空気に乗っている間は高度を下げる事無く飛び続ける事ができます。

以上がメカニズムです。すごいですよね。いとも簡単にこれで飛べるんですよ。重さ300kgあるんですよ。

飛行時間はだいたい10分程度とのことで『上昇気流』を見つけながらうまく飛ぶと、もう少し長く飛べるみたいです。

地面が温まると大気は膨張します。全体の重さは同じですが、体積は大きくなるので、単位体積あたりの重さは小さくなります。つまり、軽くなる。温められた空気はどんどん上に移動します。

この上に移動する空気が『熱上昇気流(サーマル)』と言うそうです。

パイロットはサーマルのてっぺんにできる雲を目印にしたり、機体を押し上げる風の動きを体感しながら上昇気流を探して飛んでいます。

まぁでもちょっと難しいですよね。ボクもいまいちわかっていません。笑

臨場感を伝えるために無理を言って搭乗させてもらった!

今回乗ることを前提にお願いしていなかったのですが、無理を言いまして搭乗させていただきました。笑

岡崎飛行クラブの皆さまありがとうございました。ということで動画を作りました。

臨場感あふれる動画をご覧くださいませ。


音楽は男の子の脳内をイメージしたものです。笑

男の子はこういう感じの憧れるんですよ!ね!すごいでしょ!

岡崎でこんなことが行われてるんですよ!他にも色々グライダーのことを教えていただいたのですが、ここでは割愛。

深く知りたい方は岡崎飛行クラブまでお問い合わせくださいませ。

ちなみに乗せてもらったの、ボクではなく、アシスタントのShibaです。

ボクは高所恐怖症なので乗れません。

まぁでもグライダーやってる人でも高所恐怖症はいるらしいです。

今回案内してくださった、渡邊さんも高所恐怖症みたいですが、乗っているときは真下はほとんど見ないから意外に大丈夫みたいです。その分パイロットは周囲をくまなく見渡して他のグライダーと接近しないように気をつけています。

搭乗した感想をアシスタントのShibaから聞くと、離陸する前のGがすごいと飛んでしまうとそうでもないですが、やっぱり離着陸は少し怖かったとのことです。

でも最高に楽しいからおすすめ!と言ってました。

ご興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひ一度体験で岡崎飛行クラブまでどうぞ!

ロケーションが良いと最高の景色?!

 

こんな素敵な景色を見れて、自分で飛行機を操縦できたらすごく気持ちいいでしょうね!

男の夢パイロットになれる日は近い!そういえば、岡崎飛行クラブさんには男性だけでなく、女性の方もいらっしゃいます。

女性の方でも大丈夫なので興味ある方はどうぞ!

まとめ

今回は岡崎飛行クラブさんをご紹介させていただきました。いやー謎が解けて非常に嬉しかったです。

岡崎にはすごい団体がいたものですね。まだまだ岡崎の発掘をしていきますよ!


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ナカ

毎日12:00付近に記事の更新をします。 愛知県岡崎市出身在住。岡崎北高校卒。Webが好きで休日はコメダでよく作業しています。情報提供大募集しております!